W杯、2度目のPK戦負け

W杯、2度目のPK戦負け

 日本は2010年南アフリカ大会のパラグアイ戦に続き、PK戦で敗れ16強で姿を消した。

 先蹴りの日本は1番手の南野、続く三笘が失敗し、クロアチアが連続で成功。3人目は浅野が決め、相手が失敗したものの、4人目の吉田は三たびGKに止められた。

 「ゴンちゃん(権田)が、1本は止めてくれると思っていたけど。3本外したらさすがにきつい」と吉田。直後に相手が決め、5人目までいかずに決着をつけられた。

 昨年の東京五輪でもそうだったように、森保監督はPK戦では立候補を募る。この日も円陣で南野が真っ先に手を挙げると、三笘、浅野と続いた。「勇気を持って重圧のかかる中、チャレンジするところを見せてくれた。その勇気をたたえたい」と指揮官。失敗者を責めることはしなかった。

 クロアチアは前回大会で決勝トーナメント1回戦から2戦連続でPK戦を制し、その後決勝まで進んだ実績がある。運にも左右される側面もあるが「もっと強く狙った所に蹴るか、もっと駆け引きをするか、改善していかないといけない」。森保監督は相手と技術の差があったことを認めた。

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