門下生が好成績 空手・優至会塚本道場

門下生が好成績
空手・優至会塚本道場
好成績を収めた塚本道場の門下生

 苫小牧市の空手道場、優至会塚本道場(塚本鉄平代表)の門下生がこのほど、第13回オープントーナメント北海道空手道選手権大会第2回極真全日本ジュニアファイナルカップ出場選抜大会で好成績を収め、入賞した11人が来年2月に横浜市で開催の全日本大会出場権を獲得した。

 12人が出場した組手の小学4年男子の部では岡部優輝(鵡川中央)が優勝。1、2回戦を上段回し蹴りや突きの有効打で勝利。続く3回戦と決勝は同門対決。お互いの手の内を理解していることから苦戦を強いられたが下突きを中心に手数で押し切り見事頂点に立った。「戦いづらかったけど優勝できてうれしい」と笑顔。全国大会に向けては「1位になりたい気持ちはあるけど、まずはベスト4を目指して全力を出したい」と闘志を燃やしている。

 9人が出場した組手の中学1年男子の部では塚本悠剛(青翔)が優勝。新型コロナウイルス感染拡大の影響で大会中止を挟みながらも、同大会自身小学3、4年生時に続いて3連覇を果たした。

 1回戦は上段蹴りを得意とする相手に苦戦したが勝利。2回戦も同門対決で「思い通りの戦いができなかった」と苦しんだが、最後は手数で押し切った。決勝は塚本より約20キロほど体重が重い相手との一戦。「一発の威力が重たかった」と押されて延長にもつれ込んだが、スタミナを全て出し切るほどの手数で流れを引き寄せた。「全国の大会は連覇が懸かっているので、焦らず自分の実力を出し切って優勝を狙いたい」と意気込みを語った。

 入賞者は次の通り。

 ▽幼年の部 (2)岡部(むかわひかり認定こども園)▽小学4年男子の部 (1)岡部優輝(鵡川中央)(2)大場(明野)(3)大和(拓勇)▽小学5年男子の部 (1)塚本大剛(拓進)(2)木山(ウトナイ)▽小学6年男子の部 (2)大和(拓勇)▽中学1年男子の部 (1)塚本悠剛(青翔)(2)風間(ウトナイ)(3)木山(ウトナイ)▽小学5年男子の部特別枠 長澤(沼ノ端)

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