苫小牧市の万葉集サークル「さわらび会」(窪田美津子会長)は10日、市立中央図書館で会員と元会員を対象にした特別例会を開いた。約30人が集まり、今月3日で36年の歴史に幕を閉じた会の活動を振り返った。
元苫小牧高専教授の森山弘毅さん(85)を講師に、1986年から活動してきたサークル。約4500首の歌を詠み、ゆかりの地への旅にも出た。
この日は「さわらび会の36年―さわらび会は楽し、万葉集は面白し―」と題し、森山さんが印象に残る会報誌やこれまでに在籍した会員の選歌を紹介。「万葉集は大人の文学。経験が豊かであればあるほど出合える歌もあり、気に入る歌を見つけられる。これからも万葉歌に親しんでもらえれば」と呼び掛けた。
最後は会員、元会員が入会のきっかけや森山さんとの思い出などを語り合い、拍手で締めくくった。
前会長の梅津譲一さん(82)は「もっと続けばいいのに―と思うぐらい楽しかった。皆で歌碑を探し出して唱和したことが思い出」と名残惜しそうだった。
















