プロボクシングの世界バンタム級タイトルマッチ12回戦が13日、東京・有明アリーナで行われ、3団体王者の井上尚弥(大橋)が世界ボクシング機構(WBO)王者のポール・バトラー(英国)に11回1分9秒、KO勝ちした。29歳の井上尚は日本選手として初めて、世界主要4団体の統一チャンピオンとなった。
井上尚は、ガードを上げて足を動かすバトラーに対し、正確なジャブやボディーブローで終始優位に試合を進めた。11回に右ボディーで相手の動きを鈍らせ、ラッシュをかけて倒した。
井上尚はこれで24戦全勝(21KO)。バトラーは34勝(15KO)3敗。

















