自然生かしまちづくり 苫小牧市と北大研究林が連携協定

自然生かしまちづくり
苫小牧市と北大研究林が連携協定
協定書を手にする中村林長(左)と岩倉市長

 苫小牧市は20日、北海道大学北方生物圏フィールド科学センター北大苫小牧研究林=市内高丘=と地域活性化包括連携協定を締結した。研究林の豊かな自然環境や教育資源をまちづくりに生かすのが狙い。

 5期目の公約に良好な自然環境の保全と活用を掲げる岩倉博文市長は、研究林の自然環境に着目。市側からの打診に前向きな姿勢を示したため、協定締結に至った。

 協定書には福祉、健康、文化、自然、環境、産業振興など幅広い分野での連携項目を盛り込んだ。具体的には、ウトナイ湖野生鳥獣保護センターや市美術博物館との連携事業を模索したり、研究林の自然体験型の教育プログラムを市の協力で幅広い世代に発信したりする。

 森林資源を活用した研究林ブランドの共同開発、研究林を生かした森林セラピーの実施、認知症当事者や家族に優しい地域づくりの推進なども見据える。

 同日、市役所で行われた締結式で岩倉博文市長は、研究林について「(市民に)自然の持つ役割を肌で感じてもらえるような教育の場になってほしい」と期待。研究林の中村誠宏林長は「生態系の保全と利用を両立させる重要性を伝える活動に取り組みたい」と意欲を見せた。

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