マイコンカー全国大会へ 苫工業高の氏家さん、飯坂さん

マイコンカー全国大会へ
苫工業高の氏家さん、飯坂さん
全国大会に出場する氏家さん(左)と飯坂さん

 苫小牧工業高校機械工作研究部の氏家優希さん(18)=3年=と飯坂璃音さん(16)=1年=が、来月6、7日に大阪電気通信大学(大阪府寝屋川市)で開かれるジャパンマイコンカーラリーの全国大会に出場する。マイクロコンピューターやセンサーを搭載し、自走する模型自動車の速さを競う大会。2人は上位入賞を目指し、部室で最終調整を重ねる。

 11月末に同校で行われた全道大会には10校50人が出場し、うち同校からは8人がエントリー。赤外線をコースに当て、反射する光の強さで白線を読み取って走る「アドバンス(上級者向け)」部門で氏家さんが6位、車載カメラでコースを撮影し、明るさの濃淡で自走させる「カメラ(画像処理)」部門で飯坂さんが2位となり、全国大会への切符を獲得した。

 共に夏から設計に取り掛かり、パーツは主に3Dプリンターで製作。氏家さんは軽くて頑丈なジュラルミンで車体を作り上げ、軽量化した。飯坂さんはカーブでもカメラが画面中央にセンターラインを映し出すよう、向きを固定せず自由に動くよう工夫した。

 全道大会のアドバンス部門には同校から他に3人が出場し唯一、完走を成し遂げた氏家さんは「スピードを抑え、完走を目指した」とレースを回顧。全国大会は距離が延び、難易度もアップするが「車体の安定感を高め、速さも出せるようにしたい。まずは道内1位を目標に、上位へ食い込みたい」と語る。

 出場9人中2位で全道大会を勝ち上がったカメラ部門の飯坂さんは、坂の下りでスピードが出過ぎてしまうのが課題とみてセンサーを追加し、機体が一定の距離になるとスピードが落ちるよう改良中。「優勝を目指し頑張りたい」と意気込む。

 顧問の石橋真治教諭は「全国に苫工の名前が届くよう頑張ってほしい」とエールを送る。

 大会は、全国工業高等学校長協会主催でコロナ禍で3年ぶりの現地開催。全国からベーシックに50台、アドバンスに112台、カメラに22台が出場する。

 競技は初心者向けの「ベーシック」、ベーシックよりモーター数が多くスピードが出やすい「アドバンス」、難易度の高い「カメラ」の3部門で、S字カーブや直角、坂などから成るコースで走破タイムを競う。

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