企業などから食品を集めて必要な人に提供するフードバンクとまこまいは26日、苫小牧市日吉町4のサロンコスモス集会所で、食品や飲料などを無料で配布する「フードパントリー」を行った。地域の老人クラブ日吉町明和会(長田昌聰会長)と市社会福祉協議会の協力による試みで、手作り弁当や缶詰、野菜などが住民に贈られた。
日吉町は新開明野元町、山手町に続き3カ所目。集会場前の屋外に引き渡し会場を設けて実施した。開始時刻が近づくと住民が次々に集まり、会場は大にぎわいに。焼き魚やカボチャの煮物などを入れた弁当をはじめ、各所から提供された水や缶詰、サツマイモ、バランス栄養食などが手渡されると、住民は「こんなにたくさん」「この時期にありがたいね」となどと感謝していた。
同団体によると、物価や光熱費の高騰の影響もあり、「生活が苦しいので助けてほしい」といった相談が増えているという。松崎愛代表は「このエリアは一人暮らしの高齢者が多い。老人クラブや市社協の協力で、地域の人に活動を知ってもらえる機会を持つことができてよかった。何かあったら頼ってもらいたい」と話していた。
フードバンクとまこまいは、食品ロスの削減と生活困窮者支援を目的に、市内のNPO法人ワーカーズコープぽっけ地域事業所のスタッフ有志が運営。活動をPRするため今年、市内各所に出向いて住民に食品を配るフードパントリーを展開した。
















