
桜庭さん(左)の指導でシカ角を使ったアクセサリー作りを楽しむ参加者
白老町のイオル事務所チキサニでこのほど、小学生向けの工作体験会が開かれ、子どもたちがエゾシカの角を使ったアクセサリー作りを楽しんだ。
一般社団法人白老モシリの主催。アイヌ民族の暮らしに関わりが深いエゾシカの角で工作し、アイヌ文化への関心を高めてもらおうと企画した。
町内の子どもと保護者16人が参加し、白老モシリの会員桜庭はるみさんの指導を受けながら、シカ角と色とりどりのビーズをつなげたキーホルダーを制作した。祖父と2人で参加した白老小学校3年の藪田琥羽君(8)は「ランドセルに付けたい」と笑顔で話していた。