22年の休廃業・解散件数 道内企業 最多2316件 倒産の11・7倍 東京商工リサーチ

22年の休廃業・解散件数 道内企業 最多2316件 倒産の11・7倍 東京商工リサーチ

 東京商工リサーチ北海道支社は、2022年(1~12月)の道内休廃業・解散企業動向調査結果を発表した。休廃業・解散が判明した企業は2316件に上り、前年に比べ237件(11・4%)増加。調査を開始した00年以降では最多となった。22年の企業倒産件数(198件)の11・7倍の高水準で推移している。

 産業別では、飲食業や宿泊業を含む「サービス業・他」が787件で最多。これに「建設業」481件、小売業329件、卸売業179件が続いた。

 休廃業・解散した企業の代表者の年齢別では、70代が315件で最多。以下、60代175件、80代157件の順。60代以上が全体の85・4%を占めた。業歴別では「10年以上20年未満」が24・3%で最も多かった。

 休廃業・解散企業の損益別構成比では、黒字が57・9%となり、前年から2・9ポイント上昇した。休廃業・解散した企業の従業員数は5581人。前年比で5・4%減少した。

 同支社は「コロナ禍が長期化し、経営体力を消耗したところに資源や原材料の高騰、円安、人件費上昇など複合的なリスクが企業にとって重い負担となっている」と説明。「正念場を迎えている企業が増えており、事業継続を断念し、休廃業・解散の決断を促す契機につながった」と過去最多となった背景を分析している。

 調査は同社が保有する企業データベースから抽出し、分析した。

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