胆振、日高消防職員意見発表 最優秀賞は日高東部の高橋さん

胆振、日高消防職員意見発表 最優秀賞は日高東部の高橋さん
実体験を交え、改善策を提言した消防職員たち

 胆振、日高管内の9消防本部を対象にした道南地区の消防職員意見発表大会が26日、苫小牧市消防本部で開かれた。最優秀賞には、「壊れない心をつくるために」と題し、隊員のメンタル面に配慮する必要性を訴えた日高東部消防組合消防本部の消防士長、高橋駿平さん(32)が輝いた。

 全国消防長会北海道支部道南地区協議会主催で毎年開催。今年は各消防本部から10人が選抜され、関係者ら約70人が発表を見守った。制限時間5分以内で、コロナ禍の情報発信や大規模災害への備え、子育て世代が働きやすい職場づくりなど、各自の問題意識が反映された多彩なテーマが取り上げられた。

 最優秀賞の高橋さんは、消防職員として尊敬していた同期の友人が心の不調から離職した事実に衝撃を受けたとして、自己分析や心を守る訓練を隊員らのトレーニングに取り入れる意義を強調した。「自分の心は自分にしか守れない」と語り、メンタルの問題を人ごとと捉える危うさも指摘しながら「これ以上、大切な仲間を失いたくありません」と切実な気持ちをぶつけた。

 優秀賞には室蘭市消防本部の消防士長、岡野竜也さん(32)が選ばれ、救急救命士の体験を交え、マイナンバーカードを活用して最期の意思確認ができる環境整備を提案した。2人は道南地区代表として4月に札幌市で開かれる全道大会に臨む。

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