帝国データバンク札幌支店は、2022年道内メインバンク調査結果を発表した。企業がメインバンクと認識している金融機関のトップは北洋銀行で、企業数は2万3853社となり、道内シェアは前年比0・02ポイント増の35・06%。09年の調査開始以降、14年連続で首位を堅持した。
2位は1万232社で北海道銀行(シェア15・04%)、3位は4243社の北海道信用金庫(同6・24%)だった。苫小牧信用金庫は1490社(同2・19%)で、前年同様9位とトップ10に入った。
業種別では、全7業種で1位が北洋銀、2位が道銀、3位が北海道信金の順。特にサービス業では、北洋銀のシェアが39・32%と4割近くを占めた。
苫小牧信金は建設業と運輸・通信業で各7位、不動産業で8位と平均順位(9位)より高くなっている。
売り上げ規模別でもいずれも1位は北洋銀、2位が道銀の順。北洋銀のシェアが最も高かったのは「10億円以上50億円未満」で39・97%。道銀のシェアが最も高かったのも「10億円以上50億円未満」で22・97%だった。また、「50億円以上」では、みずほ(4位)、三菱UFJ(6位)、三井住友(7位)のメガバンク3行がトップ10にランク入りしている。
業態別では、シェアが最も高いのは35・78%の「信用金庫」。「第二地方銀行」(35・07%)が小差で続いた。以下、「地方銀行」(19・03%)、「信用組合」(3・31%)の順。
同支店では、中小企業の事業承継問題やデジタル変革(DX)、脱炭素対応など前向きな資金需要に加え、コロナ融資で過大な債務を背負った企業の事業再生支援など「地域金融機関が果たす役割は多岐にわたる」と説明。金利以外の魅力度を高めた金融機関がさまざまな課題を持つ企業から幅広い支持を得る形となり「今後、メインバンクシェアに変化が訪れる可能性もある」と指摘している。
調査は昨年10月末時点の同社の企業概要データベースを基に、道内企業が「メインバンク」と認識する金融機関を分析した。1企業に複数のメインがある場合は、各企業が最上位として認識している金融機関をメインバンクとした。
















