白老町議会、自主解散決議案を否決 町長選と同日ならず

白老町議会、自主解散決議案を否決
町長選と同日ならず

 白老町議会は6日、定例会2月会議を開き、町議選を町長選(2月28日告示、3月5日投開票)と同日程で行うため、町議会を自主解散するとした議員提出の決議案を否決した。無記名投票による採決の結果、議員14人中4人が反対票を投じ、解散に必要な人数の同意が得られなかった。これを受けて町議選は予定通り、任期満了に伴い10月に実施される見通しとなった。

 決議案は1月25日、議員10人が連名で松田謙吾議長に提出した。今春の道議選胆振区(定数1)に出馬する戸田安彦氏の町長辞任で10月の同日程を予定していた町長選と町議選が半年以上ずれることから、選挙事務費軽減などに向けて町議選と町長選を同日程にするため、議会を解散すべきだ―として出した。

 また、複数の町民からも自主解散と同日選挙を求める陳情が1月に町議会に提出され、各会派代表らによる議会運営委員会が同25日に採択していた。

 6日の定例会本会議では、決議案に対し、前田博之氏(みらい)らが「議論が十分に尽くされていない」などとして反対を主張。決議案の否決に至った。

 地方議会を解散するには、全議員の4分の3以上が出席し、その5分の4以上の賛成が必要―と特例法で定められている。今回、自主解散を可決するためには、少なくとも12人の賛成を必要としていた。

 総務省によると、市町村長と同日選挙を行うため、地方議会が自主解散するのは極めて珍しい。今回、白老町議会の解散が実現したならば、記録の残る2007年以降、道内で初だった。

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