環境省と苫小牧市は4日、市植苗のウトナイ湖で世界湿地の日(2月2日)を記念した自然観察会を開いた。市民ら15人が参加し、国内で4番目にラムサール条約に登録されたウトナイ湖の冬の魅力に触れ、自然を守る大切さを学んだ。
参加者は日本野鳥の会レンジャーの案内で、雪に覆われた湖畔を散策した。氷結した湖面を特別に歩かせてもらったり、双眼鏡で野鳥を観察したりし、偶然飛んでいたオジロワシやオオワシを目にすることができた。レンジャーは湖畔の木々の変化にも触れ「バッコヤナギの冬芽が割れ、植物の世界では春に向けた準備が始まっている」と解説した。
環境省北海道地方環境事務所の草留大岳さんは「自然を守るには皆さん一人ひとりの行動が大切になる。ごみ拾いなどできることから始めて」と呼び掛けた。友人と一緒に参加した市内の会社員塚田瑞妃さん(25)は「凍った湖を歩けて、普段見られない景色も楽しめた。ガイドの話も勉強になった」と満足した様子で語った。
世界湿地の日は、ラムサール条約が採択された1971年2月2日を記念して、同条約事務局が96年に制定した。
















