苫小牧市、2023年度予算案 一般会計824億3400万円で過去最大に

苫小牧市、2023年度予算案
一般会計824億3400万円で過去最大に

 苫小牧市は8日、2023年度各会計予算案を発表した。一般会計は22年度当初比3・3%増の824億3400万円。2年連続で前年度を上回り、記録が残る1981年度以降で最大となった。23年度着工の大型公共施設・苫小牧市民文化ホール整備や、新たな「大作戦シリーズ」として展開する脱炭素化・ごみ減量の啓発活動など多彩な事業費を計上。岩倉博文市長は「物価や光熱費、資材が高騰する中、苫小牧を取り巻く時代背景を考え、無駄のない予算編成とした」と述べた。

 一般会計の歳入で、主軸の市税収入は288億6400万円。企業の設備投資や住宅建設の伸びを見込み、今年度当初比で4%増とした。地方消費税交付金は同9・1%の48億円を計上。地方交付税は同1・3%減の78億円とした。

 歳出は、市民ホール整備運営事業費の増額などで総務費が同35・4%増と大きく伸びた。土木費は公営住宅改善事業などで同22・6%増。脱温暖化関連経費の計上などで環境衛生費も14・4%の伸びを示した。一方、教育費は学校改修事業の減少で同9・7%減。職員費も同6・7%減となった。

 主要事業費は同14・2%増の185億2100万円。市民文化ホール整備運営費で13億3800万円を計上した。地球温暖化対策の脱炭素化にも力を入れ、「ゼロカーボン×ゼロごみ大作戦」と銘打った全市的運動の事業費700万円、ゼロカーボン推進啓発費730万円、公共施設への再生可能エネルギー導入事業費2000万円など、温室効果ガス・二酸化炭素排出削減に向けた多様な取り組みの経費を盛り込んだ。

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