帝国データバンク札幌支店は、1月の道内景気動向調査結果を発表した。景気DI(「良い」と回答した企業の割合から「悪い」とした割合を引いた数値)は前月比0・7ポイント減の40・1となり、3カ月連続で悪化した。業界別でも小売、製造を除く7業界で悪化している。
全国平均(42・1)との比較では、26カ月連続で下回った。その差は2・0ポイントで、前月から0・2ポイント縮小した。
規模別では、大企業が前月比1・2ポイント減の41・0となり、2カ月ぶりに悪化。中小企業も0・6ポイント減の39・9と40台を割り、3カ月連続で悪化。中小企業のうち小規模企業は0・7ポイント減の39・9となり、8カ月ぶりに40台を割った。大企業と中小企業の格差は1・1ポイントとなり、前月から0・6ポイント縮小した。
業界別では、農・林・水産、金融、建設、不動産、卸売、運輸・倉庫、サービスの7業界が前月から悪化。特に農・林・水産は6・6ポイント下降して24・5となり、業界では最も低い水準に。一方、小売は3カ月ぶりに改善し、3・4ポイント増の36・7。製造も1・3ポイント増の40・3となり、2カ月ぶりに改善した。
先行き見通しは、「3カ月後」が42・1(前月調査41・1)、「6カ月後」が43・2(同42・3)、「1年後」が43・7(同43・2)。3指標とも前月調査から改善予想となった。
企業からは「物価や光熱費の上昇が月単位のため、1カ月先すら読めない状況」(農・林・水産)などの声が上がっている。同支店では「複合的な要因で進む物価上昇への警戒感は幅広い業界で高まっており、北海道の景況感は一進一退の状況が続くとみられる」と指摘している。
調査は1月18~31日、道内企業1196社を対象にインターネットで実施。564社から回答を得た(回答率47・2%)。
















