苫工、全道新人戦3位 高校ソフトテニス

全道大会で3位に輝いた苫工ソフトテニス部

 第52回北海道高校新人ソフトテニス大会(1月23~26日、湿原の風アリーナ釧路など)の男子団体で、室蘭支部代表として出場した苫小牧工業高校が3位に輝いた。今夏に地元苫小牧市で行われる全国高校総体出場を目標に技術をめきめきと向上させている。

 苫工は昨年8~9月の北海道高校新人戦ソフトテニス大会室蘭支部大会で3位入賞、今回男子では苫小牧勢唯一の全道大会進出権をつかんだ。直近の大会でも3ペアが全道大会に進出するなど、レベルが上がってきた。主将としてリードする豊田蒼空(2年)は今大会前、「目標はベスト4入り。これまで団体戦ではベスト8が最高順位なので、さらに勝ち上がりたい」と話していた。

 その言葉通り、4グループに分けられたトーナメントで優勝。各グループ優勝校が総当たり戦を行い、強豪ぞろいの中で北見北斗を下すなど1勝2敗の3位まで勝ち上がった。「これまでもベスト4を目標に掲げ、準々決勝止まりのことが多かった。やっと達成できた」と笑みを浮かべる。

 高校総体も半年後に迫っている。北海道は開催地枠も合わせ2校が代表として出場できる。豊田主将は「今回負けたとわの森三愛(札幌)と北海道科学大学(同)は常連校。その2校を高体連の全道予選で倒せるよう、練習に励みたい」。冬季は実戦練習の機会が減ってしまうが「体育館でボールを打てる日だけでなく、トレーニングの日も部員全体の気持ちを合わせている」と話し、積極的な声掛けで部をまとめ上げる。

 顧問の和泉彰洋教諭は「生徒たちが釧路入りしてからもどんどん成長していった。高校総体に向け、また地区大会から一つ一つ積み上げていきたい」と話した。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る