苫小牧市は新年度、男女平等参画都市宣言から10周年を迎えるのを記念し、さまざまな事業を展開する。性の多様性をテーマとした講演会や写真コンテストなどを検討中で、記念月に当たる11月には市民参加型のパネルディスカッションも計画している。
市は2013年11月、道内自治体で初めて男女平等参画都市を宣言。宣言文は4カ条から成り、地域や家庭、職場の視点から性別や年齢、出身などにかかわらず誰もが生き生きと暮らせる男女平等参画社会の実現を推し進めることへの決意が込められている。
宣言10周年の節目を男女平等社会実現の機運醸成につなげよう―と講演や記念グッズ配布などを通した啓発事業、写真、川柳などの市民向けコンテストを検討中。11月には男女平等参画に関する講演会や都市宣言の実現に携わった市民らが意見を交わすパネルディスカッション、関連団体によるパネル展も計画している。
関連事業費として、新年度予算案に約440万円を計上した。
市内では宣言後、男女平等参画社会の推進に向けた動きが加速。より良い社会の在り方を考える場として、17年に日本女性会議の苫小牧大会が開かれたほか、市長と意見を交わす市民会議(現・市長とジェンダーミーティング)、市民団体主催の男女模擬議会など、工夫を凝らした独自の取り組みが繰り広げられてきた。
市協働・男女平等参画室は「年間を通して周年記念事業に取り組む中で、若年層をはじめとするより多くの市民の関心を高めることができれば」と話す。
















