国際ソロプチミスト苫小牧(青木節子会長)は10日、苫小牧高等商業学校の生徒と将来について語り合う「夢を拓く茶話会」を開いた。カンボジアの保護施設出身で、現在は宇都宮市在住のドン・タットナイさん(28)がゲスト参加。ドンさんは学校での学びによって夢を持って生きられるようになった経験を語り、「皆さんもしっかり勉強を頑張ってほしい」と呼び掛けた。
ドンさんは、貧困や人身売買に苦しむカンボジアの子どもを救う団体「子供たちの笑顔を守る会」(2018年解散)が運営する保護施設の出身。ソロプチミスト苫小牧の国本京子さんが同会の会長を務めていた縁で、ドンさんを交えた茶話会が実現した。苫高商の1、2年生と同クラブのメンバーら約20人が参加した。
ドンさんは父親が亡くなってから生活が困窮し、学校に行かず働かざるを得なかった過去を振り返りながら13歳の時、同会の支援で安心して学校に通えるようになり、学ぶ楽しさを実感できたと強調。特に日本語の学習に打ち込み、「いつか日本で働きたいという夢も持てた」とし、生徒たちに「学生のうちは一生懸命に勉強し、自分の国を支えらるような存在になってほしい」と訴えた。
同校2年生の五十嵐葵さん(17)は「自分の将来に少し不安もあったけどドンさんの話を聞いて勇気をもらい、前向きな気持ちになれた」と話していた。
















