苫小牧を拠点に活動する5人組のスカパンクバンド「FREE KICK(フリーキック)」の「Keep It a Rolling」(キープ・イット・ア・ローリング)が北海道放送(HBC)で、毎週木曜日の午前9時55分から放送されている情報番組「グッチーな!」のオープニング曲に使用されている。アップテンポで、明るい雰囲気の英語曲。リーダーでトランペット担当の河岸優樹さん(44)は「テレビを通してたくさんの人に聴いてもらい、つらいときに前を向くきっかけにしてもらえれば」と話す。
同曲は4年前に河岸さんの弟でギター担当の秀樹さん(39)が作詞し、メンバー全員で作曲。当時はメンバー1人が脱退する厳しい時期だったが、そんな中でも「前を向いて頑張ろう」という思いを込めて作ったという。
タイトルの「Keep It a Rolling」には「転がってでも前に進もう」というメッセージが込められ、歌詞はすべて英語だ。
完成後、曲はライブで披露するのみだったが、コロナ禍で世間が暗くなりがちだったこともあり、「みんなが前を向くきっかけに」と2021年3月にレコーディング。22年2月にレコードを発売すると同4月末、HBCで働くバンド仲間から「曲を番組のオープニングで使用したい」と連絡が入った。
レコード会社との調整を経て、同5月から「グッチーな!」がオープニングに採用。曲がかかるようになると知人らから「いつも聴いてるよ」「とてもよかった」といった連絡が相次ぎ、バンドの公式SNS(インターネット交流サイト)アカウントにも「ライブで聴いてみたい」「前を向くことができました」といったメッセージが届き、メンバーは反響の大きさを実感している。
河岸さんは「自分たちの好きな音楽でこれからもやっていく自信につながった。地方都市で頑張るバンドに夢や勇気を与えられたのでは」と喜ぶ。
同曲は苫小牧市王子町のライブハウス「ELLCUBE(エルキューブ)」やフリーキックの公式ホームページでレコードを販売しているほか、音楽配信ストアでも購入可能。動画投稿サイト「ユーチューブ」でも聴くことができる。
















