道央自動車道千歳インターチェンジ(IC)―苫小牧東IC間の中央分離樹林の保全と景観維持の在り方を検討する第1回委員会が14日、札幌市内のホテルで開かれた。
委員会は、安全を最優先に景観のデザインと道路機能を保持する管理手法の検討が目的。景観や植生、交通などの学識経験者で構成する委員と管理者のNEXCO東日本側から渡邉敏史北海道副支社長ら15人が出席した。
NEXCO東日本によると、道央自動車道は1978年に開通した。このうち千歳IC―苫小牧東IC間は既存林を生かすように中央分離帯を設計。北海道らしい景観デザインと評価されている。一方、開通から44年を経て樹木は高木化し、台風や腐朽菌などで倒木リスクが増大。定期調査で危険な木は伐採しているものの今後、道路管理が困難になるという。
会議は冒頭、委員長を務める北大大学院工学研究院の高野伸栄教授が「木をうまく管理する必要があるが、野放図にお金を掛けることにもならない。費用に固執して木を全部切ると、とんでもないことになる。日本でも珍しい素晴らしい高速道路をどのように残しメンテナンスするか極めて重要」と述べ、出席者に意見を求めた。
NEXCO東日本は委員会を3回程度開き、年内に方針を決める。
















