苫小牧市に昨春誕生した男子小学生対象のミニバスケットボールチーム「BUMPS(バンプス)」の活動が活発だ。三田誠幸ヘッドコーチ(HC)は「主体性を持って競技を楽しむことを第一に、元気いっぱいに活動している」と笑顔を見せている。
競技レベル向上と楽しむことを忘れずに―と、松平宏樹代表兼監督と三田HCが立ち上げた。当初10人の部員も現在は25人ほどに増え、選手が精力的に日々練習に汗を流す。
三田HCは「小学年代は体格差や運動能力、得意・不得意がはっきり分かれやすい時期。自分がやってみたいプレーや長所などを試合でどう生かせるか、子どもたち自身に考えてもらい、練習に打ち込んでいる」と思いを語る。
またチームの立ち上げ当初から、選手個々の成長段階に合わせたメニューづくりに取り組んできた。部員が増え、個別指導に難しさを感じるところもあるが「選手一人ひとりに寄り添い、個々の良さを引き出していきたい。公式戦参戦のチーム登録も検討し、選手や関係者にお披露目の舞台を提供したい」と話している。
若草小学校の体育館を活動拠点として競技を楽しみながら、日々練習に励むチーム。バスケットボールに興味を持つ子どもたちが気軽に体験・活動ができる―をコンセプトにする。「とにかく楽しんでもらえる場であり続けたい。今後も活動の幅を広げて子どもたちが競技に打ち込みやすい環境を整えていく」とビジョンを語る目は熱い。
チームは練習の無料体験を実施中。問い合わせは松平代表 携帯電話080(3230)0935。ツイッターのチーム公式アカウントは「@bumps_club」。

















