地域活性化へ活動 市民有志、今春に社団法人立ち上げ 花火大会へ準備

地域活性化へ活動 市民有志、今春に社団法人立ち上げ 花火大会へ準備

 苫小牧市民の有志らがまちづくり団体「一般社団法人苫小牧タウンマネジメント」を4月に立ち上げる。人口減少が急速に進展し、まちの活力喪失が懸念される中、地域活性化を目指した活動に臨む。商業環境の変化で元気を失った中心街の再生などの取り組みも検討しており、設立準備委員会は「苫小牧の明るい未来を創造していきたい」としている。

 同団体の発足は、市内中小企業の若手経営者らが中心となって企画。歯止めがかからない人口減に危機感を抱き、「若者たちが苫小牧に残り続けられる魅力あるまちをつくりたい」との思いで有志らが1月に設立準備委を結成。委員長に飲食店経営の藤淳一さん(46)が就いた。今後、メンバーを増やし、事業計画を固めて4月に設立総会を開きたい考えだ。

 事業はこれから具体的に検討していくが、苫小牧市の中心街再開発に連動し、市民主体による活性化の取り組みを進めたい考え。市の駅前再整備構想「苫小牧駅周辺ビジョン」をたたき台に、市民らが意見交換する場を設けたいとし、藤委員長は「まちの顔である中心街についてみんなで話し合い、ビジョンに付け加えられることを考えたい」と語る。

 また、若者の流出を憂い、地元就職と定着を促し、企業の人手不足解消にもつなげる活動に臨む。自然災害が多発する中、行政と連携して市民、事業者の防災意識を高め、災害に強いまちづくりにも取り組みたいという。さらに苫小牧の魅力を高めるため、8月に開催される「とまこまい港まつり」で、苫小牧民報社と花火大会を共催する「とまこまい百年花火実行委員会」のメンバーとして活動する。市外から多くの人が集まる北海道有数の花火大会を目指していく。

 藤委員長は「行政任せではなく、市民が主体となって苫小牧の課題解決に当たり、まちの未来のために活動していきたい」と意気込む。

 設立準備委は、趣旨に賛同した市民の入会も受け付けている。年会費は会員1万円、サポーター無料。問い合わせは阿部和法事務局長、携帯電話090(7517)7838、メールアドレス info@tomakomai.town

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