内外情勢調査会苫小牧支部(宮本知治支部長)は17日、苫小牧市表町のグランドホテルニュー王子で、2月支部懇談会を開いた。日本銀行札幌支店の松野知之支店長が「2023年の北海道経済の展望」をテーマに講演した。
松野支店長は今後の物価について「6月に電気代の値上げがあるなど、もう一段物価は上がる。今年後半のどこかの時点では下がってくると見込まれるが、ウクライナ情勢も絡んで時期は見通せない」とした上で、「道内経済は回復途上の大切な時期であり、金融緩和の継続が必要だ」と述べた。
また、13~15年に自身が支店長を務めた沖縄県を例に挙げ、「観光業が地域経済に与える影響は大きい。コロナ禍からの回復という点では、北海道は沖縄に比べて(数字上)かなり出遅れている」と指摘。「『学びの体験』は強力なコンテンツになる。苫小牧を含めた道内には、環境やSDGs(持続可能な開発目標)を学ぶ拠点をつくれるポテンシャルがあるのでは」と話した。
















