水難救助を体験 苫小牧市消防本部の訓練を市民に公開

水難救助を体験
苫小牧市消防本部の訓練を市民に公開
特別救助隊のサポートを受けながら、水難救助を体験する子どもたち

 アブロス沼ノ端スポーツセンター(苫小牧市北栄町)などの指定管理者を務める都市総合開発は23日、同センターで市民向けの公開水難救助訓練・講習会を開いた。市消防本部の特別救助隊が親子連れら約110人を前に訓練を披露し、参加者の救助体験も行われた。

 特別救助隊の4人が講師となり、実際の水難救助に用いるドライスーツなどの資機材について解説した後、温水プールで救助訓練のデモンストレーションを実施した。

 溺れる子どもに浮き具の付いたロープを投げ入れ、引っ張り上げる訓練では、参加者が救助の一端を体験する場面も設けられた。

 髙橋義孝副隊長は▽天候が悪いときには川や海に近づかない▽保護者は子ども1人では水遊びをさせない―といった注意点を示し、「溺れている人を発見しても不要に飛び込まず、119番を。パニックで引きずり込まれる危険性もある」と訴えた。

 溺れる役を体験した苫小牧拓進小4年生の柴田麗さん(10)は「服を着た状態で水中にいると、体が重たくて動きにくかった。隊員に『力を抜いて』と声を掛けてもらい安心できた」と振り返った。

 訓練・講習会は当初、夏のレジャーシーズンを前に昨年7月に開催予定だったが、コロナ禍で延期となっていた。同センターの大浦麻奈美館長は「初の試みだが関心の高さを感じることができたので、できれば継続したい」と語った。

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