苫小牧地区企業誘致連絡協議会(会長・岩倉博文市長)はこのほど、苫小牧の自動車部品製造業の親会社などがある愛知県で「愛知・苫小牧企業交流会」を開いた。名古屋市を会場にトヨタ自動車など21社34人が参加し、CCUS実現の取り組みなどを紹介した。苫小牧市港湾・企業振興課は「今後も本市の優位性を発信し、企業誘致に生かす」としている。
交流会は進出企業に対するフォローアップ、企業誘致の促進などを目的に2015年から隔年で開いてきた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で21年は見送ったため、4年ぶり4回目の開催となった。
岩倉市長はあいさつで脱炭素社会実現に向けた「苫小牧のチャレンジ」や、苫小牧港開港60周年などの節目をアピール。石油資源開発(東京)の山之内芳徳新規事業推進部長が二酸化炭素を回収、貯留、有効利用するCCUS実証事業について講演するなど、苫小牧がカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出ゼロ)のモデル地区であることを印象付けた。
また、北海道大公共政策大学院の石井吉春客員教授(株式会社苫東会長)がコーディネーターとなり、参加者と意見を交わすなど官民で情報を共有。同課は「各企業で進められている脱炭素の取り組みを紹介いただき、本市のポテンシャルを発信する貴重な機会になった」としている。
















