障害者が芸術披露「アール・ブリュット」開催 苫小牧

障害者が芸術披露「アール・ブリュット」開催
苫小牧
熱のこもったステージを披露する出演者

 障害のあるアーティストによる芸術イベント「アール・ブリュットin苫小牧2023」が25日、苫小牧市文化会館で開かれた。市民グループ、苫小牧の文化と福祉を考える会(石橋創代表)の主催。絵画の展示や楽器演奏などのステージが行われ、来場者は豊かな感性と表現力から生み出された作品の世界観を楽しんだ。

 イベントは展覧会と舞台公演の二本立て。展覧会は「見つめるちから」と題し、洞爺湖町や旭川市など道内在住の作家5人の作品50点を展示した。

 写真の構図を忠実に再現しながらも、シンプルな線で描写した作品や白と黒の対比が美しい線画、優しくも印象的なタッチで十二支を描いた作品が並び、来場者はじっくりと鑑賞していた。

 舞台公演ではさっぽろ太鼓衆風(札幌)、ハンディキャップシアターShowTime(同)、銀ノ揺らぎのピアニスト佐々木あおいさん(同)が出演。打ち手の個性あふれる和太鼓演奏やユーモアを交えた演劇、心に訴えかけるようなピアノ演奏が繰り広げられ、会場は温かい笑いと大きな拍手に包まれた。

 母親と来場した苫小牧錦岡小5年の佐々木優有さんは「細かいところまで描かれている絵や即興のピアノ演奏がすごいと思った」と目を輝かせていた。

 イベントは障害の有無や性別、世代などを超えて多様性を認め合う地域社会の未来について考える機会として初開催。展覧会の作品の一部は3月2日~28日、市立中央図書館での展示が予定されている。

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