濃口煮干しょう油ラーメン 苫小牧 ニボシの恵 煮干しの香りしっかり

煮干しの味が楽しめる「濃口煮干しょう油ラーメン」

 2月23日にプレオープンした。和をイメージした店内でジャズの音楽が流れ、おしゃれな空間が広がる。ラーメンを注文時、味の濃さや麺の硬さ、背脂の量を選ぶことができる。テーブルとカウンターの席があり、グループでも一人でも入りやすい。

 お薦めは「濃口煮干しょう油ラーメン」(830円)。京都府の乾物店から仕入れた煮干しを使用した油に、しょうゆだれ、スープを合わせた一品。煮干しの香りが強く、スープを口に入れ、麺をすすると、脳裏に煮干しのイメージが浮かぶほど味が伝わる。時折、メンマや卵、のりなどの具材を食べると良いアクセントとなる。

 プレオープンから女性が多く訪れている。木戸秀樹店長(46)は「煮干しは、日本で古くから文化として定着している食品。ラーメンでは(丸々使って)味を主張しても良いし、だしとしてもおいしい」とし、「手間暇かけて作った商品を多くの人に知ってもらいたい」と話した。

 濃口煮干しょう油ラーメンを注文時、「民報を見た」と言った人に対し、31日まで味玉とのりをサービスする。

 苫小牧市日の出町1の5の30。営業時間は午前11時~午後9時。定休日はなし。電話0144(77)5328。

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