苫小牧ウトナイ小学校5年の手塚彩心(あこ)さん(11)が、第16回ベーテン音楽コンクールの自由曲コースピアノ部門、小学5・6年生の部で「ベスト20賞」を受賞した。小学1年でピアノを始めてから初となる全国レベルの大会でのメダル獲得に、「うれしい」と満面の笑みだ。
ベーテン音楽協会(広島県府中市)の主催。同協会によると、「課題曲」「バロック」を含む3コースの中で、得意な楽曲で個性を発揮できる自由曲コースは例年、最もハイレベルな演奏者がそろうという。
今回、同コースピアノ部門、小学5・6年生の部には約350人が出場。手塚さんは昨年6月に札幌市で行われた地区予選で最優秀賞、9月の地区本選で優秀賞に輝き、12月に横浜市で開催された全国大会ではバッハの「インヴェンション第13番イ短調BWV784」とショパンの「ワルツ第15番ホ長調KK.IVa/12遺作」を演奏した。
「音がはっきり出るよう指を立て、歌うように弾いた」と手塚さん。「イントロの後、段々と大きな音にしていくところが練習ではうまくいかなかったけれど初めてうまくできて『やった』と思った。これまでで一番上手に弾けた」とほほ笑む。結果、77人中17位にランクインした。
小学3、4年の時は日本バッハコンクール全国大会への切符を獲得しながらコロナ禍で出場を辞退しており、2022年度は五つのコンクールに出たという手塚さん。「日程の近い大会もあり大変だった」としながら充実感いっぱいの表情で「今後は有名で格好いいベートーベンの悲愴(ひそう)第3楽章を弾きたい」と意気込みを語った。
















