卓球の北海道オープンマイスターカップ2023は4、5両日、苫小牧市総合体育館で小中学生の団体、個人6種目が行われた。苫小牧勢は男子の団体1位トーナメントで北海道菊卓会Aが優勝。個人シングルス2部では荒谷幸翔(菊卓会)が頂点に立った。
新型コロナウイルスの影響で2019年以来4年ぶりに開催された卓球HOUSEアラキ(苫小牧市明野新町)主催の一戦。東胆振、日高をはじめ函館、旭川、根室など道内各地から男女62チーム、464人が各種目にエントリー。団体は予選リーグと順位トーナメントを実施した。
個人シングルスは技量別にトーナメントを展開。実戦経験を多く積めるよう、1回戦で敗れた選手たちによる敗者復活トーナメントも設けた。
市内を中心に回転ずし店を展開する共催の久恵比寿はじめ、タマス、日本卓球、VICTAS、カネサン佐藤水産、ホッカン、ヤマツ、宇治園、恵千フーズ、北昭興業、クワハラ食糧、阿部牛肉加工、志ま屋海産、サントリービバレッジサービスの協賛企業が豪華賞品を用意。成績上位者はもちろん、お楽しみ抽選会も行われにぎわった。
苫小牧沼ノ端、ウトナイ、啓明ら各中学校の卓球部員たちが会場設営などに力を貸した。卓球HOUSEアラキの荒木泰裕代表は「たくさんの支えのおかげで無事に開催できた。感謝の気持ちでいっぱい。来年以降も底辺拡大のため、いろんな工夫をしていきたい」と語った。
◇男子
【団体】
▽1位トーナメント順位 (1)北海道菊卓会A(2)エレッズ旭川(3)スネイルズA(札幌)、MCクラブ(函館)▽2位以下トーナメント順位 (1)苫小牧青翔中B(2)千歳少年団A(3)北海道菊卓会B、恵庭恵明中A
【個人シングルス】
1部
▽決勝 中田浩星(エレッズ旭川)3―2小林彪雅(音更中)▽準決勝 小林3―2新津臣哉(札内クラブ)、中田3―1松浪啓太(MCクラブ)
▽敗者戦決勝 門前星空(MCクラブ)3―1井上侑大(北見クラブ)▽同準決勝 門前3―1神原暖太(Ping・T)、井上3―1清川幹太(苫小牧ウトナイ中)
2部
▽決勝 荒谷幸翔(北海道菊卓会)3―1高橋洸成(MCクラブ)▽準決勝 荒谷3―1後藤啓太(北海道菊卓会)、高橋3―0佐沼愛斗(MCクラブ)
▽敗者戦決勝 赤井諒太(苫小牧啓明中)3―0唐牛颯汰(苫小牧青翔中)▽同準決勝 唐牛3―0竹下和希(長沼中)、赤井3―1小森陵平(旭川緑が丘中)
◇女子
【団体】
▽1位トーナメント順位 (1)エレッズ旭川(2)神恵内中・少年団(3)MCクラブ(函館)、美唄Starジュニア▽2位トーナメント順位 (1)北見クラブ(2)苫小牧ウトナイ中A(3)North Champ TTC(苫小牧)、別海少年団
【個人シングルス】
1部
▽決勝 松本愛莉(神恵内中)3―0平井ゆず(同)▽準決勝 平井3―0野藤綾乃(エレッズ旭川)、松本3―1鈴木蒼唯(岩見沢光陵中)
▽敗者戦決勝 村上友香(北見クラブ)3―0丹波瑠菜(北海道菊卓会)▽同準決勝 村上3―0斎藤成華(別海少年団)、丹波3―0新川未有(北見クラブ)
2部
▽決勝 桜井楓(円山クラブ)3―1佐藤蘭(美唄Starジュニア)▽準決勝 桜井3―1水島凜(North Champ TTC)、佐藤3―0藤田小百合(北海道菊卓会)
▽敗者戦決勝 近森なつの(北海道菊卓会)3―0近藤未彩(苫小牧明倫中)▽同準決勝 近藤3―0三浦夕芽(苫小牧明倫中)、近森3―1鮱名咲月(North Champ TTC)

















