道知事選(23日告示、4月9日投開票)の告示まで2週間を切った10日、無所属現職の鈴木直道氏(41)=自民党、公明党、新党大地推薦=の陣営と、無所属新人の池田真紀氏(50)=立憲民主党推薦、国民民主党道連、共産党道委、社民党道連支持=の陣営は札幌市内でそれぞれ総決起大会(集会)を開いた。今春の統一地方選の知事選では、全国でも数少ない与野党対決型の選挙戦。両氏とも近く詳細な公約・政策を発表し、告示へなだれ込む。この他、門別芳夫氏(61)=無所属新人=、みくま氏(35)=無所属新人=、和田貴志氏(52)=無所属新人=も出馬を表明し、最終的に5人の乱立選挙となる公算が大きい。
■鈴木陣営
鈴木氏の後援会「活力あふれる北海道の未来を実現する会」(似鳥昭雄会長)は、白石区の札幌コンベンションセンターで総決起大会を開催。ホールは大勢の支持者で埋まった。
冒頭、似鳥会長は「2期目は実績を具体的に出す段階になる」と道政の継続の必要性を訴えてあいさつ。推薦する自民党道連の伊東良孝会長と公明党道本部の稲津久代表も鈴木氏再選にエールを送った。
鈴木氏はコロナ禍、物価高騰などを挙げて「大変な状況にある道民の生活を守り抜いていかなければならない」とし、「道政に1秒たりとも空白をつくるわけにはいかない」と強調。1期目の4年間について「誰も経験したことのない危機管理をやらせてもらった」と振り返り、「記者会見は通算194回やり、とにかく私の言葉で何でこれが必要なのかを説明していくことを重視した。これからもそんな道政を続けていきたい」との姿勢を示した。さらに「安心安全な北海道、優しく、あたたかい社会を北海道でつくっていく」としたほか、「守りだけではなく、これからもチャレンジをしていく」と声を振り絞った。
最後に全員で「ナオミチ」コールをして、再選への士気を高めた。
■池田陣営
池田氏を推薦する最大の支持母体、連合北海道(杉山元会長)は、中央区の共済ホールで全道総決起集会を開催。組合員らでホールは埋まった。
杉山会長は「人口減少に歯止めがかからない。市民、道民、子どもたちの誰一人置いてきぼりにしない道政に転換を」と檄(げき)を飛ばした。連合北海道推薦の道議選候補予定者らもステージで紹介。「統一地方選の推薦候補の完勝を目指し、構成組織、地域協議会、地区連合が一丸となって闘っていく」とする決議案も採択した。
池田氏は2月4日の出馬表明、18日の事務所開き、そして全道遊説開始と超短期決戦の選挙戦になっていることを強調。出馬を迷っていた池田氏の背中を押した横路孝弘元道知事(故人)からもらった言葉も紹介。「今、北海道は大変なことになっている。地方を見てくれと話された」と説明。その上で179市町村を回る全道遊説で地方からは「悲鳴しか私には聞こえてこない」と声をからした。「地域が維持できる、暮らしが維持できる。そのための仕組みを市町村任せにせず、北海道という一つの大きな国であるような、主体性のある道政をつくっていきたい」とぶち上げた。
最後に全員で「ガンバロー」コールをして、道政奪還へ気勢を上げた。



















