早期オープンへサッカー場除雪 緑ケ丘運動公園

早期オープンへサッカー場除雪
緑ケ丘運動公園
除雪作業をする緑豊建設社員とエルソーレの選手ら=8日、市緑ケ丘公園サッカー場

 苫小牧市緑ケ丘運動公園内のスポーツ施設などを指定管理する緑豊建設は、8日からシーズン到来に向けて同施設内サッカー場の除雪作業を開始した。矢野孝一統括は「利用者の方々が楽しく競技に打ち込めるよう、早期のオープンを目指したい」と話している。

 同施設は条例により4月1日の開場と定められているが、利用者のニーズに応えたい―と企業努力を重ね、3月中のオープンを目指している。順調に作業が進むとサッカー場は15日、庭球場は団体などの専用予約のみ15日(一般予約は4月1日から)、陸上競技場は18日からのオープンを予定している。

 8日はサッカークラブチームの苫小牧エルソーレFCの選手ら20人ほどが駆け付け、除雪に協力。スコップなどの除雪用具を使い、約1時間ほどかけて芝上の残雪を場外へ運んだ。宮野英幸監督は「除雪作業を経験することで施設を管理する大変さを知り、感謝の気持ちを持って子どもたちにプレーしてもらいたい」と語った。

 金田謙心(拓進小6年)は「除雪作業の大変さを改めて感じた。シーズンが始まって気持ちよくサッカーをするために、少しでも貢献できて良かった」と笑顔で話した。

 今年は昨年よりも残雪が少なく「雪解けが早い苫小牧市は良い環境。一生懸命競技に打ち込む利用者を応援していきたい。コロナ前の活気を取り戻して皆さんの元気な姿を期待し、作業に努めていく」と矢野統括。施設と利用者が一体となり急ピッチで除雪作業が進む。

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