苫小牧市博物館友の会は11日、同館の研修室で江戸時代から続く昔遊び「俵(繭玉)転がし」の道具作りにチャレンジした。親子連れ5組10人がルーツを学びながら、一から手作りした。
昔の遊びや工作の魅力を知ってもらおう―と初めて企画した。
同会のメンバーで同館の元館長の荒川忠宏さんが講師となり、「俵転がしの原型は、江戸時代の代表的な玩具絵本『江都二色』(1773年)に載っている」と紹介。昔の遊びは脳の発達を促し、想像力やコミュニケーション能力を育めるのが特徴で「(テレビ)ゲームのように1人で遊ぶことはできず、何人かで製作し楽しむようにできている」と述べた。
参加者は設計図を基に木材や竹串、ストロー、厚紙をそれぞれ決まったサイズに切ったり、差し込んだりして組み立て、繭玉を転がすための3段の坂を完成。繭玉にスチール玉を入れ、上からころころと転がして遊んだ。
苫小牧美園小学校4年の引地優萌(ゆめ)さん(10)は「繭玉の転がり方が不思議」とほほ笑んだ。
















