4月15、16日に札幌市で開かれるG7気候・エネルギー・環境相会合のプレイベント「ゼロカーボン社会に向けた大学と地域の連携~地球温暖化の防止、生物多様性の確保などSDGsの推進に向けて~」(北大サステイナビリティ推進機構主催)が13日、札幌市内の北大学術交流会館で開かれた。北大大学院OBの和田篤也環境事務次官が「カーボンニュートラル(温室効果ガスの排出実質ゼロ)とネイチャーポジティブによる地域の未来像」と題して基調講演した。
冒頭、主催者の寶金清博北大総長が「気象・気候問題は世界の喫緊の課題。課題解決に貢献したい」とあいさつ。来賓の鈴木直道知事、秋元克広札幌市長も「G7会合に向けて機運を醸成したい」と力を込めた。
続いて基調講演で、和田氏は「カーボンニュートラルは課題解決の道具になる」と指摘。脱炭素が世界の潮流になったきっかけを2015年のパリ協定、08年の北海道洞爺湖サミットと解説しながら、「経済成長を遂げながら地域や社会が気候変動対策を進め、温室効果ガスを減らすことは、環境に配慮した先端技術を使うGX(グリーントランスフォーメーション)によって可能」と強調した。
また、地方自治体の取り組みついても触れた。全国46カ所の「脱炭素先行地域」のうち北海道は最多の5カ所(札幌市、石狩市、桧山管内奥尻町、十勝管内の上士幌町と鹿追町)あることを挙げ、「チャレンジスピリットや多様な特性を有するまち、圧倒的な自然資源、追随を許さない豊富な再生可能エネルギーがある北海道が日本、世界を引っ張る。そのスターティングイベントがG7札幌気候・エネルギー・環境相会合」と締めくくった。プレイベントは国内外の200人超にオンライン配信した。
















