女性薬剤師会苫支部解散へ 活動費から苫小牧市と市教委に寄付 

女性薬剤師会苫支部解散へ 活動費から苫小牧市と市教委に寄付 
感謝状を手にする楠支部長(右から2人目)と小杉元支部長

 女性薬剤師有志による北海道女性薬剤師会苫小牧支部(楠三千代支部長)は、今月末で解散することを決めた。会員の高齢化で第一線を退いた薬剤師が半数以上となり、活動の柱だった講演会もコロナ禍で開催できておらず、決断した。14日、残る活動費の中から市と市教育委員会に15万円ずつを寄付した。

 同支部は市内の女性薬剤師の交流や研さんの場として2003年に設立。毎年、医療や介護などをテーマに講演会を開いてきたが、ピーク時に約20人いた会員は現在9人までに減り、薬局などで働く現役は3人にとどまる。5年前に現役を退いた楠支部長は「薬剤師の資格は生涯のもの。引退しても講演会などに参加してきたが、3年間活動できなかったこともあり、区切りを付けることにした」と話す。

 この日、楠支部長と元支部長の小杉真弓会計が市役所を訪問。「市の防災備蓄や図書の充実に役立ててほしい」と、岩倉博文市長と市教委の福原功教育長に善意を手渡した。

 岩倉市長は感謝状を贈り、「地域医療の向上に薬剤師が果たす役割は大きい。立場は変わっても力添えを」と要請した。

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