第13回室蘭支部高校インドアテニス大会が11、12の両日、苫小牧市総合体育館で開かれた。男女別ダブルスとシングルスが行われ、苫小牧勢からは苫小牧南の伊藤麻寿美・福沢日菜(2年)組が女子ダブルスで優勝を果たした。
ダブルスは予選でリーグ戦・トーナメント、決勝トーナメントが行われた。シングルスはトーナメント戦。昨年12月以来の大会だけに、選手たちは春以降の大会に決意をみなぎらせてボールを追い掛けた。
上位の結果は次の通り。
【男子】
ダブルス決勝トーナメント
▽決勝 横山詠基・柴田紘和(室蘭栄)6―4牛澤陸・石澤颯太(苫南)
▽準決勝 横山・柴田7―6若山玲凰・佐々木秀吉(苫工)、牛澤・石澤6―2高山颯太・渡部介惺(苫工)
▽2回戦 横山・柴田6―1阿部聖一・新保佑斗(苫工)、若山・佐々木7―6川成優晴・中地琉生(苫工)、牛澤・石澤6―4吉村真登・宮沢優陽(苫南)、高山・渡部6―2小野瀬誠人・井内颯(大谷室蘭・苫東)
▽1回戦 阿部・新保7―6土居輝・菊田翔太(苫工)、川成・中地6―4堺谷海斗・西尾大輝(室蘭栄)、吉村・宮沢6―4森下拓哉・松崎幸輝(苫工)、小野瀬・井内6―3清野柑太・武田惟希(室蘭清水丘)
シングルス
▽決勝 横山詠基(室蘭栄)6―5小野瀬誠人(大谷室蘭)
▽準決勝 横山6―1若山玲凰(苫工)、小野瀬6―2吉村真登(苫南)
【女子】
ダブルス決勝トーナメント
▽決勝 伊藤麻寿美・福沢日菜(苫南)6―3服部柚奈・成田深愛(大谷室蘭) ▽3位決定戦 吉田愛菜・斉藤圭音(苫南)7―6中舘真凛・竹越渚(同)
▽準決勝 伊藤・福沢6―3吉田・斉藤、服部・成田6―2中舘・竹越
シングルス
▽決勝 服部柚奈(大谷室蘭)6―5鎌田ルイ(同)
▽準決勝 服部6―0中舘真凛(苫南)、鎌田6―2成田深愛(大谷室蘭)
-予選の雪辱決勝で果たす
今年の初大会で優勝した苫南の伊藤・福沢組。決勝で対戦した大谷室蘭の服部・成田組とは高校入学時からよく対戦していたといい、今大会の予選リーグでは2―6と苦汁をなめた。しかし、予選の敗戦の悔しさを糧に決勝トーナメントでは励まし合いながら優勝にこぎ着けた。伊藤は「戦術をきちんと2人で話し合えたのがよかった」と勝因を分析する。
今夏はインターハイが地元・苫小牧開催ということもあり、北海道代表としての出場に向け練習に励んでいる。福沢は「さらに練習を積み、上を目指せるよう頑張りたい」と闘志を燃やした。

















