少数激戦の構図 苫小牧市議選告示まで1カ月切る 現職24人、新人5人出馬へ

少数激戦の構図 苫小牧市議選告示まで1カ月切る 現職24人、新人5人出馬へ

 4月16日告示、同23日投開票の苫小牧市議会議員選挙(定数28)に向けて、選挙戦の構図が固まりつつある。苫小牧民報社の調べによると、立候補を予定しているのは16日現在、現職24人、新人5人の計29人で、定数を1人上回るのみ。他に出馬の可否を検討する動きもあるが、少数激戦となる見通しだ。

 苫小牧市議選はかつて乱立模様が常だったが、近年は議会改革で定数削減が進む中、少数激戦の構図が定着している。2000年以降の選挙戦は、03年が定数32に候補者37人、07年が定数30に候補者38人、11年が定数30に候補者33人、15年が定数28に候補者30人、19年が定数28に候補者31人。

 4月の市議選の立候補者数が仮にこのまま定数1オーバーにとどまれば過去最少。2月に開かれた立候補予定者説明会では、出馬の可否を検討する「氏名非公表」の参加者もいたが、少数激戦になだれ込むのはほぼ確実。各政党、会派は情勢を分析しつつ、候補擁立の動きなどは分かれている。

 最大会派で保守系の新緑は、現職8人のうち4人が不出馬となる。3人が引退する方針、1人が道議選へのくら替えで、残り現職4人が再選を期す。岩倉博文市長を支える立場とあり、議席の増減に注目が集まっている。

 公明、民主クラブは各現職5人、改革フォーラムは同4人、会派市民は同2人が出馬し、議席維持を図る。共産は現職3人に、新人1人を加え、議席1増を目指す。この他、無所属の現職1人、新人4人が立候補する予定だ。

 選挙後の議会構成を見据えながら、現職が新人の事務所開きに顔を出すなど、水面下の動きは活発化している。一方、20年から続くコロナ禍の影響により、支援者らと直接会う機会も限られてきた中で、粛々と自身の選挙戦の準備に専念する現職も目立つ。

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