苫小牧市音羽町の妙見寺(末澤隆信住職)はこのほど、読書会「お寺で名著」を開いた。市民12人が参加し、三浦綾子著の「ひつじが丘」について意見を交換した。
同作品は、主人公の女性が両親の反対を押し切って結婚したが、愛することの難しさに直面し、父親の言葉をかみしめながら、生きる喜びや苦しみを感じる物語。
読書会では、登場人物の魅力や作品のテーマ「ゆるす」を中心に意見を交わした。
登場人物の魅力については、主人公の父親の「愛するとはゆるすことでもあるんだよ」の言葉を受けて「自分はどうだと問われているように思った」と話す人や、主人公の結婚相手について「父親の存在を知らず、母親からの愛情にも欠けて育ち、子どものように相手に取り入ったのでは」と考察する人がいた。
音羽町の主婦小関一子さん(78)は「登場人物については、いつもいろんな声があるが、今回は評価が一致していたのが面白かった」と話していた。
















