57年間の活動に幕 苫小牧BBS会が解散式

57年間の活動に幕
苫小牧BBS会が解散式
苫小牧でのBBS活動を締めくくる解散式

 犯罪のない地域づくりへ青少年の健全育成に取り組んできた苫小牧BBS会(笹田正治会長)が18日、苫小牧市民活動センターで解散式を行い、57年間の活動に幕を下ろした。会員やOB・OGをはじめ、会を支えた関係機関の代表者ら34人が集まり、非行防止や明るい社会づくりに尽くした活動を振り返った。

 BBS会は地域の「お兄さん、お姉さん」のような存在として青少年に寄り添い、話し相手になることで非行の未然防止に取り組む全国組織。苫小牧BBS会は1966年1月に発足したが会員の減少と高齢化に歯止めがかからず、今年度末で解散することになった。

 この日、同センターで臨時総会を開き、解散を正式決定。続く解散式で笹田会長は「一時的な休会も検討したが本来の活動を復活させるのは難しいと判断した」と述べ、長年の支援に対する感謝を伝えた。

 来賓として出席した札幌保護観察所の吉原克紀所長は近年、青少年が抱える問題が非行という形で表面化するケースが減っていると指摘。「時代の流れで、このような会がなくなるのは残念だが、仕方がないことかもしれない」と解散を惜しんだ。

 これまでに行ってきた研修会やレクリエーション、キャンプ、地域清掃などの写真がスクリーンに映し出されるとOB、OGらは懐かしそうにスクリーンを見詰めていた。

 1973年10月から49年4カ月間にわたって活動した市内豊川町の岩田典一さん(70)は「解散はとても寂しい。活動を通してたくさんのことを学ばせてもらった」と話していた。

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