第20回統一地方選の先陣を切る道知事選は23日、告示される。与党勢力が擁立する無所属現職の鈴木直道氏(42)=自民党、公明党、新党大地推薦=と、野党共闘で臨む無所属新人の池田真紀氏(50)=立憲民主党推薦、国民民主党道連、共産党道委、社民党道連支持=の2人は、地方遊説を活発化するなど前哨戦からデッドヒートを続けている。今回の全国9道府県知事選では、唯一の与野党対決型。5期20年続く保守道政の継続か、リベラル勢力の道政奪還かを焦点に、4月9日の投開票へ向け17日間の選挙戦に突入する。
■鈴木陣営
告示を2日後に控えた21日。暮らしと経済など7本を柱とする政策・公約を発表した。「選挙期間中、1人でも多くの人たちに政策を訴えたい」(鈴木氏)。
1月28日に正式に再選出馬を表明以降、現職知事としての公務をこなしながら、週末には地方に積極的に出向いて集会にも出席。全道各地に張り巡らせた後援会組織と自民党道連の地方組織が連動。分厚い運動を展開している。
「組織は引き締まってきた」(陣営幹部)。上滑りを警戒しつつ、前回(162万票)以上の得票で2選のゴールを狙う。告示日の23日は午前8時半から中央区ススキノの選対事務所で出陣式を行い、同9時ごろに事務所横で鈴木氏が第一声を放つ。
■池田陣営
2月4日の出馬表明から6週間余り。地方遊説に力点を注ぐ池田氏。これまでに179市町村の約8割を回った。「疲弊した地方の声は切実で、悲鳴しか聞こえてこない」(池田氏)。「地方重視、人への投資」を知事選の争点に掲げる。
推薦を受ける最大の支持母体・連合北海道の地方組織と、立憲民主党道連の地方組織、道議選候補予定者が連動。つじ立ちやミニ集会も活発化させており、草の根選挙を徹底し、知名度の高い現職に挑む。
「ようやく相手の背中が見えてきた」(陣営幹部)。22日夜には札幌で総決起集会を開き、士気を高める。告示日は午前8時半から道庁赤れんが庁舎前で出陣のセレモニーを行い、池田氏が第一声を上げる。
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知事選には無所属新人の門別芳夫氏(61)も出馬し、道庁周辺で第一声を行う。この他、無所属新人の三原大輔氏(48)が22日午後に札幌で記者会見し、正式に出馬表明する予定。一方、出馬を表明していた女性投資家・みくま氏(35)は自身のSNSで取りやめる考えを明らかに。自営業の和田貴志氏(52)も出馬しない方向。最終的に4人が出馬する構図になりそうだ。

















