駒大苫・卓球部 男女で全国選抜に挑む

駒大苫・卓球部 男女で全国選抜に挑む
全国選抜大会に挑む駒大苫卓球部

 駒大苫小牧高校卓球部が、25日からスカイホール豊田=愛知県=で競技が始まる第50回記念全国高校選抜卓球大会に出場する。男女共に予選から優勝候補とぶつかる厳しい組み合わせ。男子の本山満主将(2年)は「北海道代表として恥じない試合がしたい」。女子の佐々木瞳会主将(同)は「思い切って、楽しみながらプレーしたい」と意気込む。

 日本卓球協会が主催する1、2年生の新チームによる一戦。全国9ブロックの予選会を勝ち抜くなどした男女各64校がエントリーし、27日まで16組の予選リーグと各組1位による決勝トーナメントを展開する。駒大苫は昨年12月の道予選会(札幌市)で男女共に準優勝し、出場権を得た。

 男子は高校総体6連覇、選抜7連覇中の愛工大名電(愛知)と同じ予選Aグループに入った。「日本一のチームだから勝てるチャンスがないというわけではない。夏の高校総体を見据えながら、気持ちを強く持って戦ってほしい」と小林正佳監督は期待する。

 同グループには東北2位の福島東稜、関東6位の学館浦安(千葉)と実力校がひしめく。「まずは2校にしっかり勝ちたい」と言うのは東京尾久八幡中出の本山主将。特に学館浦安には中学時代の同級生が在籍し「シングルスで当たる可能性はある。絶対に負けたくない」と闘志を燃やす。

 主力の大半を1年生が担う女子は近畿1位のリベルテ(大阪)、九州2位の敬徳(佐賀)、北信越5位の長野商業と同じNグループ。中でもリベルテは、高校総体9連覇、選抜7連覇中の四天王寺(大阪)を近畿大会で破るなど急激に力を付けている。

 「全国経験の少ない選手が多い」(藤尾真結監督)と昨年末に栃木県内で開かれた東北、関東圏の学校が集う合宿に参加。道内オープン戦にも精力的に出場し実戦経験を養ってきた。「全体的に力は上がっている。経験や練習してきたことを発揮できれば、勝負はできる」と佐々木主将は手応えを口にした。

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