道知事選は 本道経済再生争点に 4氏が立候補

道知事選は 本道経済再生争点に 4氏が立候補

 第20回統一地方選の幕開けとなる道知事選が23日、告示された。無所属新人の門別芳夫氏(61)、与党勢力が推す無所属現職の鈴木直道氏(42)=自民党、公明党、新党大地推薦=、野党共闘で臨む無所属新人の池田真紀氏(50)=立憲民主党推薦、国民民主党道連、共産党道委、社民党道連支持=、無所属新人の三原大輔氏(48)の4人が立候補の届け出を済ませた。全員が大票田・札幌で第一声を放ち、道内遊説に入った。全国9道府県の知事選では唯一の与野党対決型で、保守道政の継続か、非自民系の道政奪還かが焦点。人口減少、新型コロナウイルスで疲弊した本道経済の再生などを争点に、4月9日の投開票に向けて17日間の激しい選挙戦が始まった。(届け出順)

 道内の有権者数は22日現在、444万1071人。2019年の前回知事選同時期(455万3530人)に比べ、11万2459人減少している。

 鈴木氏はススキノの選対事務所周辺で第一声を放ち、遊説を開始した。長期にわたるコロナ流行への道独自の対応、次世代半導体の国産化を目指す新会社Rapidus(ラピダス)の道内誘致など1期目の実績を強調し、「エネルギー、デジタル、食」をキーワードに「北海道の価値を押し上げていく」と主張。道内各地の後援組織と、自民、公明の基盤組織を引き締め、無党派層の取り込みにも力を注ぐ。

 池田氏は道庁赤れんが庁舎前で第一声を上げ、遊説に入った。「誰ひとり置いてきぼりにしない温かい道政」をキャッチフレーズに現職との違いを打ち出し、常設型の「道民投票条例」や「北海道人権条例」の制定も掲げる。推薦を受ける最大の支持母体・連合北海道を中心に運動をフル回転。自公の巨大組織に、草の根戦術で対抗。4党の野党共闘により、支援の輪を拡大する構えだ。

 門別氏は道庁周辺、三原氏も厚別区の北海道百年記念塔周辺で第一声を上げ、選挙戦に入った。

 統一地方選前半は知事選に続き、26日には札幌市長選、31日には道議選・札幌市議選が告示され、いずれも投開票は4月9日。後半は4月16日に千歳、函館、室蘭など11の市長選と苫小牧、恵庭など27の市議選、同18日に町村長選・町村議選が告示され、いずれも23日に投開票される。

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