投票率 長期低落傾向の知事選 鈴木、池田両陣営 前回以上予想

選挙戦がスタート。街角で候補者の政策に耳を傾ける聴衆=23日、札幌市中央区

 第20回統一地方選の9道府県の知事選で、唯一の与野党対決型となった道知事選は24日から、期日前投票がスタートした。主要候補の現職の鈴木直道氏(42)=自民、公明、新党大地推薦=、新人の池田真紀氏(50)=立憲民主推薦、国民民主道連、共産道委、社民道連支持=の両陣営とも投票率を注視している。投票率によって当選ラインが大きく変わるためで、両陣営とも過去最低だった前回(58・34%)以上を予想している。

 道知事選は過去19回行われている。投票率が最も高かったのは、自民党が推薦する堂垣内尚弘氏と旧社会党が推薦する五十嵐広三氏の一騎打ちとなった第8回(1975年)で84・28%を記録。戦後初の第1回(47年、59・39%)を除き、第2回(51年)から第12回(91年)まで70~80%台をキープしていたが、4人が出馬して旧社会党が推薦する堀達也氏が初当選した第13回(95年)に65・98%と60%台に下降した。

 その後、第16回(2007年)まで4回連続で60%台を維持していたが、東日本大震災発生直後で高橋はるみ氏が3選を果たした第17回(11年、59・46%)に60%を割った。

 以降は直近の第19回(19年、58・34%)まで3回連続で60%にも届かず、長期低落傾向にある。

 今回の全道の有権者数は444万1071人(22日現在)。4年前の前回に比べ約11万2000人減っている。前回は与野党一騎打ちの構図だったが、今回は鈴木、池田両氏のほか、共に無所属新人の門別芳夫氏(61)と三原大輔氏(48)も出馬。投票率によって当選ラインは大きく変動する可能性がある。

 知事選と連動する道議選が31日に告示されるが、無風となる可能性が高い選挙区が少なくないのも投票率の懸念材料。鈴木、池田両陣営とも「一人でも多くの人に政策を聴いてもらい、投票に行ってほしい」と、過去最低だった前回を上回ることを期待している。

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