苫小牧開成中学校は新年度からPTAの会長、副会長、会計監査といった役職を廃止し、人数制限のない委員でつくる「PTA運営委員」制度を導入する方針を固めた。役員の負担を軽減し、誰でも公平に運営に参加できるようにするのが狙い。現在、規約の改定作業を進めており、4月下旬のPTA総会で正式決定される見通しだ。
同校はPTA役員の成り手不足を背景に、現役員の提案で今年2月から協議を重ねてきた。立候補に加え推薦で運営委員を募り、原則として応募があった人全員を選任する。年度の途中からの参加も可能とし、すでに立候補4人、推薦1人の計5人が名乗りを上げているという。
運営委員は年4回程度、同校のPTA運営委員会に出席。これまでPTA会長が担ってきた市学校給食会定例理事会や市PTA連合会研修会への参加などは、運営委員で分担する。新型コロナウイルスの感染状況を見極めながら、ボランティア活動などにも取り組んでいく考えだ。
一方、入学式や卒業式など学校行事でのPTA会長のあいさつは「開成中学校PTA」などの名義で祝福のメッセージカードを送るスタイルに見直す。
現PTA会長の吉田明代さんは「PTA役員は敷居が高く大変―という従来のイメージを払拭(ふっしょく)したい。たくさんの人の意見を取り入れ、今の時代に合った運営ができる体制を目指す」としている。
















