4カ月ぶりに改善 2月の 道内景況  サービスなど5業界上昇 帝国データ札支店

4カ月ぶりに改善 2月の 道内景況 
サービスなど5業界上昇 帝国データ札支店

 帝国データバンク札幌支店は、2月の道内景気動向調査結果を発表した。景気DI(「良い」と回答した企業の割合から「悪い」とした企業の割合を引いた数値)は前月比0・5ポイント増の40・6となり、4カ月ぶりに改善した。全国平均(42・1)を27カ月連続で下回ったが、その差は1・5ポイントで前月から0・5ポイント縮小した。

 規模別では、大企業が前月比1・1ポイント増の42・1となり、2カ月ぶりに改善。中小企業は0・4ポイント増の40・3で4カ月ぶりに改善。中小企業のうち小規模企業も1・2ポイント増の41・1と4カ月ぶりに改善した。大企業と中小企業の格差は1・8ポイントとなり、前月から0・7ポイント拡大した。

 業界別では9業界中、農・林・水産、不動産、卸売り、運輸・倉庫、サービスの5業界が前月から改善。個人消費の持ち直しなどを背景に飲食店を含むサービスは1・4ポイント増の44・3となり、4カ月ぶりに改善した。農・林・水産も8・8ポイント増の33・3と2カ月ぶりに改善したが、9業界中で最も低い水準にとどまっている。

 一方、金融、建設、製造、小売りの4業界は前月から悪化。特に製造は3・8ポイント減の36・5と2カ月ぶりに悪化し、40を下回った。

 先行き見通しでは、「3カ月後」が42・1(前月調査42・1)、「6カ月後」が43・8(同43・2)、「1年後」が44・0(同43・7)。「3カ月後」は横ばいだが、「6カ月後」と「1年後」は前月から改善予想だ。

 同支店では「物価高の影響によって、これまで持ち直しの動きが見られてきた個人消費の冷え込みを警戒する声も多い」と指摘。人手不足など下振れ要因を抱えながらも、インバウンド(訪日外国人旅行者)の回復などへの期待感を示す企業もあり、「北海道の景況感は一進一退で推移する」と予想している。

 調査は2月14~28日に、道内企業1196社を対象にインターネットで実施。480社から回答を得た。回答率40・1%。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る