苫小牧市美術博物館で母と娘の「ふたり展」 1日まで

佐藤さんの油彩画を鑑賞する来館者

 苫小牧市しらかば町の全道展会員の画家佐藤静子さん(74)と、長女で翻訳家のブラスカウスキー静香さん(42)による母娘ふたり展が4月1日まで、市美術博物館で開催されている。佐藤さんは「パンタ・レイ(万物流転)」をテーマに油彩画31点を展示。ブラスカウスキーさんは「OFF GRID旅したくなるフォト展」と題し、北中米で撮影した写真49点を出品している。

 同館の展示室貸し出し制度を活用し、佐藤さんがブラスカウスキーさんに声を掛けて実現した。

 佐藤さんは全道展、行動展に出した力作やノーベル文学賞を受賞したアイルランドの劇作家サミュエル・ベケットの作品をイメージしたF130号(194センチ×162センチ)の抽象画などを出品。トマト、ザクロといった野菜や果物を描いた小品も目を引く。

 ブラスカウスキーさんは2017年から4年間、夫のマイケルさん(43)、長男のフィン君(7)と3人で北中米をキャンパーバンで旅し、その先々で出合った景色をカメラに収めた。グランドキャニオンやカナダのモレーン湖の雄大な自然をはじめ、アメリカバイソン、オオツノヒツジといった野生動物、メキシコやキューバなど中米の都市風景も並ぶ。

 美園町の主婦馬場静子さん(86)は「大作、小品どちらも色のバランスや重厚感が素晴らしかった」と笑顔。しらかば町の会社員阿部寛美さん(62)は「アメリカ大陸の美しい自然に感動した。自分も旅をしているみたいな気分になった」と満足そうだった。

 入場無料。午前9時半~午後5時(1日は午後3時まで)。

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