苫小牧西高、22年度の国公立大合格者が前年度の3倍に

苫小牧西高、22年度の国公立大合格者が前年度の3倍に
合格を喜ぶ中川さん(左)と尾谷さん

 苫小牧西高校(新山雄士校長)の2022年度の国公立大学現役合格者は6人で、前年度の3倍となった。室蘭工業大に2人、北海道教育大旭川校に1人、岩手大に1人、名寄市立大に2人が合格。生徒の頑張りに、教職員らも顔をほころばせている。

 同校によると、過去5年間の合格者数は17、18年度がゼロ、19年度は1人、20年度はゼロ、21年度は2人だった。

 このうち、岩手大に合格した中川拓登さん(18)は2年生の夏頃から家庭教師を付けて受験勉強に本腰を入れたという。学校の授業では、物理や数学3といった科目を学ぶ機会がなく、ほぼ独学。休日は1日10時間ほど勉強に励んだが「たくさん勉強してもなかなか成績が上がらなくて大変だった」と振り返る。

 2月末の一般選抜前期日程の試験は「正直自信がなくて落ちたと思った。ホームページで合格を知った時は衝撃だった」と語る。

 北海道教育大旭川校に進む尾谷優太さん(18)は中学校教員を目指して同大を受験した。予備校などには通わずに1人で勉強。当初は「勉強の仕方が分からなかったけれど、だんだんと自分なりの勉強方法が培われていった。分からない箇所は先生に聞くといつでも教えてくれた」と感謝する。合格の知らせには友達、家族も喜んでくれたといい、「旭川で一人暮らしをするのが楽しみ。途中つらくて逃げ出したくなる気持ちもあったがやりきれてよかった」と話す。

 同校は昨年5月、進路資料室や図書室に自習用の机を20台設置。始業前や放課後に勉学に励む生徒が多く見られ、2人もたびたび活用していたという。

 新山校長は「国公立大進学を希望する生徒が1割近くいるが、(合格実績は)過去10年では最多だと思う。生徒の希望が通ってうれしい」と述べた。

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