第33回全日本U12フットサル選手権大会北海道代表決定戦道南ブロック大会が21日、苫小牧市総合体育館で行われ、苫小牧エルソーレFCがリーグ戦を制し、苫小牧地区から唯一北海道代表決定戦に駒を進めた。
北海道サッカー協会、北海道フットサル連盟主催。苫小牧地区サッカー協会、苫小牧地区サッカー協会第4種委員会主管。苫小牧、室蘭、函館の各地区予選を勝ち抜いた9チームが3グループに分かれて総当たり戦を行い、各グループの優勝チームが道代表決定戦に進出した。
結果は次の通り。
【ブロックA】
▽リーグ戦 苫小牧エルソーレFC8―4フロンティアトルナーレFC、苫小牧エルソーレFC6―2港南FC、フロンティアトルナーレFC12―1港南FC
▽順位 (1)苫小牧エルソーレFC(2勝)(2)フロンティアトルナーレFC(1勝1敗)(3)港南FC(2敗)
【同B】
▽リーグ戦 北海道コンサドーレ室蘭8―4エール、函館サッカースクールイエロー5―4エール、北海道コンサドーレ室蘭6―3函館サッカースクールイエロー
▽順位 (1)北海道コンサドーレ室蘭(2勝)(2)函館サッカースクールイエロー(1勝1敗)(3)エール(2敗)
【同C】
▽リーグ戦 アヴェンダFC10―3高静サッカースポーツ少年団、北海道コンサドーレ室蘭RED9―5高静サッカースポーツ少年団、アヴェンダFC8―4北海道コンサドーレ室蘭RED
▽順位 (1)アヴェンダFC(2勝)(2)北海道コンサドーレ室蘭RED(1勝1敗)(3)高静サッカースポーツ少年団(2敗)
-攻撃サッカーで代表権勝ち取る
クラブ史上初の全道大会出場を決めた苫小牧エルソーレFCは、初戦のフロンティアトルナーレFC(函館地区)に8―4で快勝。持ち味の攻撃的なゲーム展開に、宮野監督は「入りを大切に自分たちのやりたいサッカーができた」と満足げ。
しかし、続く港南FC(室蘭地区)戦では前半を1―1で終え、後半先に攻撃の口火を切ったのは港南だった。1―2と追い掛ける時間が続く中、寺内主将(拓勇小5年)は「声出そう、集中しよう」とチームを鼓舞。そこから激しい5連続ゴールを奪い、6―2で勝利、道南ブロック代表の座をつかみ取った。6月に控える北海道代表決定戦に向け「試合開始から全力でサッカーをしたい」と気持ちを切り替えていた。

















