苫小牧の配偶者暴力相談センター、来月から夜間や託児も

苫小牧の配偶者暴力相談センター、来月から夜間や託児も

 苫小牧市は、配偶者や恋人から暴力を振るわれるドメスティックバイオレンス(DV)の相談対応に当たる「配偶者暴力相談支援センター」の態勢強化を図る。4月から毎月第2水曜日に夜間相談を受け付けるほか、相談中の託児も実施。仕事などで開庁時間内の相談が困難な人や、幼い子どもがいて相談しにくいといった人なども利用しやすい環境を整える。

 配偶者暴力相談支援センターは、市協働・男女平等参画室が運営するDV相談の専門窓口。相談員2人を配置し、暴力被害の相談対応や被害者が求める情報の提供、専門機関につなぐ役割を担っている。

 相談は基本的に平日の開庁時間(午前8時45分~午後5時15分)に受け付けているが、日中は働いていたり、加害者の監視の目があったりして相談が難しいという人もおり、毎月第2水曜日は午後7時半まで延長して対応することにした。

 託児については、予約制で生後1カ月から中学3年生まで対応。子育て支援に携わる専門員が保護者の相談中、別室で子どもの面倒を見る。「子どもがいると相談に集中できない」「子どもに相談内容を聞かれたくない」といった声に応え、無料で実施する。おむつやミルクなどは相談者に持参してもらう。

 以前、市へのDV相談は子どもの養育相談に関わる部署で扱っていたが2021年4月、専門窓口として同センターを開設。今年度の相談件数は2月末時点で365件(前年同月比253件減)を数えている。

 「これまでも事前に申し出があれば夜間の相談に対応し、職員が相談中に子どもをあやすこともあった」と同室。「新たな態勢でニーズを把握し、より良い相談体制を探りたい」と話す。

 夜間相談は予約不要。電話でも対応する。来庁時は市役所東側の夜間出入り口から入り、庁舎管理人に申し出ると担当者が迎えに行く。託児は相談日の1週間前までに予約が必要。

 問い合わせや相談、託児の申し込みなどは同センター 電話0144(84)8985。

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