自閉症をはじめとする発達障害への理解を広げる啓発活動が、苫小牧市内で活発に繰り広げられている。国連が定める世界自閉症啓発デー(2日)と、厚生労働省が提唱する発達障害啓発週間(2~8日)にちなんだ取り組みで、公共施設での啓発展示や建物のライトアップ、装飾を施した路線バスの運行など多彩だ。
発達障害の子どもを持つ親などでつくる北海道自閉症協会苫小牧分会(あじさいの会)の主催。同会による啓発活動は10回目を数える。
啓発展示は、市役所1階ロビーと中央図書館で実施中。発達障害の特性や日常生活の中で当事者が困りがちな場面を紹介したり、自閉症の人が手掛けた芸術作品を並べたりしている。
クマの輪郭を描いたイラストに、訪れた人がパズルのピースや小さな花を飾り付けていく特別展示も。展示期間は市役所が7日まで、図書館が27日まで。
建物のライトアップは、市内とむかわ町の7カ所で行っている。優しい気持ちが広がることを願い、各国で一斉にランドマークなどを啓発運動のシンボルカラーである青色に光らせる取り組み。ライトアップ期間は一部を除き、8日まで。
今年は、道南バスの協力で、市内の路線バスを青色の電飾で彩る「ライトアップ道南バス」も実施中。苫小牧総合経済高校のマーケティング部が制作した啓発ポスターもバス車内に掲示し、障害への正しい理解を促している。装飾バスは8日まで運行する。
同会の西尾美紀事務局長は「今年はこれまで以上に多くの協力が得られ、啓発活動を充実させることができた。少しでも発達障害への理解が広がれば」と語る。
















