千歳市内養鶏場3カ所目で新たに確認 高病原性鳥インフル 31万羽処分へ

千歳市内養鶏場3カ所目で新たに確認 高病原性鳥インフル 31万羽処分へ
第3回北海道高病原性鳥インフルエンザ対策本部会議=7日午前8時45分すぎ

 二つの養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生した千歳市内で6日、新たに別の養鶏場から「鶏19羽が死んでいる」と石狩家畜保健衛生所(札幌市)に通報があり、遺伝子検査の結果、高病原性鳥インフルエンザの「疑似患畜」と7日、判定された。道は同日午前、高病原性鳥インフルエンザ対策本部会議を開き、陸上自衛隊に災害派遣を要請するとともに、採卵鶏約31万羽の殺処分を開始した。

 道によると、同市内での発生は3月28日、4月3日に続き3カ所目で、鶏の殺処分総数は120万羽超に上る見通し。全道で飼養する526万羽の23%を占める。

 防疫作業には、3日発生の養鶏場と合わせて常時約120人の道職員に自衛隊、国、市町村、農協などの関係者が加わる。殺処分は11日、埋却と清掃・消毒作業は13日に終了する予定。

 道は今回の養鶏場の半径3キロ以内(すでに発生の2カ所を除き1戸、約12万羽)の家禽(かきん)の移動を禁止し、同3~10キロ以内(5戸、約49万羽)の搬出を禁止する。

 道の担当者は、欧州や北米など世界規模で高病原性鳥インフルエンザが発生していることに触れ、「渡り鳥の北上期。野鳥を含め全道一円で感染リスクが極めて高くなっている」と警戒を呼び掛けている。

 一方、同市内で3日に高病原性鳥インフルエンザが発生した養鶏場では、採卵鶏約39万羽のうち6日正午時点で81・29%に当たる31万3412羽の殺処分を終えた。

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